01 /代表ご挨拶
私たちには、創業当初から揺らぐことのない決意があります。
「地方」という環境や理由に甘えず、思考を硬直化させず、お客さまのための事業を展開すること。データを読み解き、経営の次の一手に資する情報提供に努める一方で、町や企業のストーリー、経営者の志に寄り添うこと。そして、地域の100年を経営者の皆さまと共に守り抜くという決意です。
当社は前身である福田紀二税理士事務所として1971年に開業し、地元・北海道中標津町をはじめとする地域の皆さまに支えられ、半世紀を駆け抜けてまいりました。2000年頃には、税務会計の効率化・正確性が浸透していなかった一次産業分野へ自社開発のクラウド型会計システムをいち早くお届けするなど、地域密着型の事業を展開。農業で3000件、一般商業も含め4000件以上のお取引をいただき、知識量と経験値の厚みを持ち味に、北海道全域に独自サービスを広げています。
おかげさまで北海道の農業・畜産業界隈では、私たちの名前を呼んでいただく機会が増えてまいりました。これもひとえに、開業当初から私たちの事業や社員を温かく見守ってくださる地域の経営者の皆さまあってこそ。あらためて深く感謝申し上げます。
技術革新やグローバル化が加速度的に進み、遠くのさざ波が大きなうねりとなる現象も現実のものとなっています。今後ますます、経営判断の難しい試される時代になるでしょう。同時に税務申告や会計業務においては、機械に取って代わられることのない「人だからこそできるサービス」がより一層求められる時代が目の前に来ています。
目まぐるしく移り変わる社会の中で、私たちは経営者のパートナーであり、よき相談相手であり続けます。そして、100年先の地域の発展を目指す皆さまの隣を、歩み続けてまいります。
